結論からいうと、現在確認できる11-1株の基礎研究から、いちいちのいちが人の癌を治療・予防すると判断することはできません。本品は健康食品であり、癌の治療を目的とする医薬品ではありません。

公開論文は癌患者を対象にしていません

2017年に掲載された11-1株の論文は、カイコの細菌感染モデルを用いた基礎研究です。癌患者へ商品を摂取してもらい、有効性や安全性を調べた臨床試験ではありません。

感染モデルで得られた結果を、癌の治療効果へ置き換えることはできません。研究の対象と、市販商品へ期待される効果は分けて読む必要があります。

癌の診断・治療・予防は医療の領域

癌が疑われる症状や検査結果がある場合は、医療機関で診断を受けてください。健康食品を治療の代わりにしたり、自己判断で通院・服薬を中止したりしないでください。

健康食品を利用したい場合も、治療や医薬品への影響を確認するため、商品名と原材料を医師・薬剤師へ伝えて相談することが大切です。

「癌に効く」という販売表現の問題

健康食品について「癌に効く」「癌を予防する」「薬が不要」といった医薬品的な効果をうたい、購入へ誘導する表現は問題となる可能性があります。

体験談、動物実験、大学名、特許などが示されていても、それだけで人の癌への効果を証明したことにはなりません。

不安なときほど購入を急がない

病気への不安が強いと、希望のある言葉だけを信じたくなることがあります。情報源、研究対象、販売目的の有無を確認し、医療上の判断は専門家へ相談してください。

  • 人の癌を対象にした試験か
  • 商品そのものを調べた研究か
  • 治療をやめるよう勧めていないか
  • 広告・アフィリエイトであることが明示されているか